Mapping An Invisible World

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Good Night, and Good Luck
2009.03.28 (Sat) :
Good Night, and Good Luck
"グッドナイト&グッドラック"
(2005/アメリカ/93min)ジョージ・クルーニー
Rating 8/10



Introduction
1953年、米ソの冷戦が激しさを増す中、アメリカ国内ではマッカーシー上院議員を旗頭に、国内の共産主義者の徹底した排除活動が行なわれていた。しかしその標的は、いまや政府に少しでも楯突く者すべてに及んでいた。一般の市民はおろか、マスコミさえもが恐怖の前に沈黙してしまう。そんな中、CBSの人気キャスター、エド・マローとプロデューサーのフレッド・フレンドリーはある重大な決断をする。

Review
言論の自由が失いかけたアメリカで、権力に果敢に立ち向かったジャーナリスト エドワード・R・マローの話です。社会情勢は今と異なっていても、テレビ番組のあり方というものを伝える素晴らしい映画です。

この映画は当時の政治状況を映し出す。アメリカ国内で中国やソ連の共産主義に対する危機感から、【赤狩り=共産主義者の追放】が行われた。国の威信にかけ赤狩りの陣頭指揮を執ったのが共和党議員のジョセフ・レイモンド・マッカーシー。この赤狩りが強引に行われた為、法外で人権を無視していた。しかし、赤狩りを批判することは自らが共産党員だと名乗り出ることになり、野放しになっていた。

こういう背景の下、テレビ局は議論を巻き起こす赤狩りを批判することができなかった。敏感な問題なだけに、誤った報道をすれば協賛してくれているスポンサーや政治家から見放されてしまうからだ。このように機能を果たさない他の報道機関に相対し、果敢にマッカーシー批判を行ったのがエドワード・R・マローだった。ホストを努める『See It Now』でマッカーシー批判を繰り広げたことで、結果視聴者から支持を得て赤狩りは終焉を迎える。

「もしテレビが娯楽と逃避のためだけの道具なら、もともと何の価値も無いということですから。テレビは人を教育し啓発し、心さえ動かします。だが、それはあくまでも使う者の自覚しだいです。それが無ければテレビはメカの詰まったただの箱なのです。グッドナイトそしてグッドラック」

Trailer


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WINDHORSE
2009.03.14 (Sat) :
WindHorse
"風の馬"
(1998/アメリカ/97min)ポール・ワーグナー
Rating 4/10



Introduction
世界中から注視されているチベットには、報道規制により、現在外国からのカメラが入ることは許されない。『風の馬』は1998年前に、チベットのラサやネパールで監視の目をかいくぐり撮影された劇映画である。

Review
中国の侵略によって自由を奪われたチベットが舞台の映画。主要人物は、中国人の恋人の力で歌手デビューするドルカ、その妹から金をもらい中国への抗議活動をするドルジェ、そして、出家生活を送る僧侶で従妹のペマの3人。故郷で平和に暮らしていた3人だが、チベットで禁止されていたダライ・ラマへの信仰が当局に見つかり、ペマは拷問を受ける事態となり話が急変する。希望や自由への祈りを忘れ生きていた自分たちが本当に望むこととは何か?心に問いかけ、そして兄妹は生活を捨て当局と戦うことを決意する。

10年前に作られた映画だけど、現在もなおチベットでの状況は変わらない。この映画はチベットで続く中国の弾圧を知るキッカケになると思います。自分も映画を観てはじめて知ったことが多々あった。例えば街は監視カメラで当局への抗議活動を注視されていたり、監獄の看守は中国が雇ったチベット人だったり、当局は寺院や家庭にダライ・ラマの肖像の掲示がされていないか抜き打ち検査を行っていたりする。チベット国内で抗議活動は行えないから、結局は外国の政府が中国に圧力をかけるしかないんだろうね。このままでは本当、チベットの人たちは安心して暮らすことなんてできないよ。

この映画自体は、チベット問題やチベットの人の想いを知るにはおすすめです。ただ、演技や演出が胡散臭くて、どうもBSでやっているアジアドラマにしか思えなかった。この映画と同時上映された『雪の下の炎』は、実際に30年間監獄にいた僧侶が語るドキュメンタリーなので、チベット問題を詳しく知りたい人はこちらがおすすめです。

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Stoned
2009.03.09 (Mon) :
Fight Club
"ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男"
(2005/イギリス/103min)スティーヴン・ウーリー
Rating 6/10



Introduction
ザ・ローリング・ストーンズの創始者で、初期の頃はリーダーを務めていたブライアン・ジョーンズ。だがメンバーとの音楽性の違いや、バンドのファンだったアニタからドラッグを教えられ、中毒と化した彼は次第に孤立。さらにアニタにまで見切りをつけられ、ブライアンは英国の田舎に購入した家でダラダラと日々を過ごすように。そんな彼の家の改装を行うことになった建築業者のフランクは、わがままなブライアンの言動に振り回されていくのだが…。

Review
この作品はストーンズと恋人から見放され精神的に病んでいくブライアン・ジョーンズ最期の姿を映し出す。そして建築業者のフランクがなぜブライアン・ジョーンズをプールに沈めたかっという話。

たぶん、フランクが狂い、殺した事実が主題みたい。だけど、実験的な人生を送るブライアンとその実験に振り回されるフランクの2つの視点で描いたせいでどっちつかずという印象。人物像をもっと掘り下げてくれたら、もっと映画に引き込まれた気がする。だから、ストーンズのファンでないと理解できないとこがあるんだろうね。

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Fight Club
2009.02.24 (Tue) :
Fight Club
"ファイト・クラブ"
(1999/アメリカ/139min)デビッド・フィンチャー
Rating 8.5/10



Introduction
空虚な生活を送るヤング・エグゼクティブのジャックは、謎の男テイラーに導かれるまま、謎の秘密組織「ファイト・クラブ」のメンバーになる。そこは鍛え抜かれた男達が己の拳のみを武器に闘いを繰り広げる、壮絶で危険な空間だった。

Review
物質社会を批判した風刺映画。傑作。現代人は豊かな社会や常識にしがみつき道を外れることを恐れている。私もその一人だ。とても窮屈な社会だが、どこか諦めている。自分の夢に向かって努力を忘れ、ただすました顔して逃げている。とりあえず、この映画を見て本能を解き放ち、当たり前だと思っていた価値観をエンディングのように壊そう。

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Fast Food Nation
2008.12.04 (Thu) :
Fast Food Nation
"ファーストフードネーション"(2006/アメリカ・イギリス/108min)リチャード・リンクレイター
Rating 7/10



Introduction
エリック・シュローサーのベストセラー・ノンフィクション『ファストフードが世界を食いつくす』を基に、“安くてお手軽な食事”を支えているファストフード業界の舞台裏の仕組みをドラマ仕立てで描いた社会派群像劇。監督は「スクール・オブ・ロック」「ビフォア・サンセット」のリチャード・リンクレイター。売り上げ好調のバーガー・チェーン“ミッキーズ”のマーケティング部長ドンは、社長からある内部調査を命じられる。それは、同社のパテから多量の糞便性大腸菌が検出されたため、事実が公になる前に原因を突き止めろ、というもの。さっそくコロラドの工場へと向かうドンだったが…。

Review
ファーストフード業界に関わる人々、バーガー・チェーンの社員と店員、精肉工場の社員、牧場主、そして環境保護団体などの人間関係を中心に、ファーストフード業界の裏側を告発する映画。ファーストフード業界が利益追求、効率化を目指し作り出したシステムが、消費者の食の安全を脅かす事態となっている。

この映画で問題視しているのはパテが作り出される工程で、様々な菌や異物が混入していること。混入してしまう理由としては、流れ作業のスピードが速すぎて管理しきれないこと、そして作業員の食の安全に対する意識が低いことをあげている。

では改善するよう誰か動けないのだろうか?まず、工場側が新たな監視用の作業員を雇ったり、最新の機械を買える程余裕がないので改善などはなから頭にない。それに、工場は外部からの告発を防ぐため政治家に賄賂を流して告発しないよう万全の対策を取っているので、もう話にならない。では、工場で働く人々が内部告発するかというと、作業員の多くがメキシコから不法入国した人たちで、告発などして仕事を失うより目の前にある仕事をこなすことが重要だと考えている。したがって、それぞれの思いが複雑に絡んで、今の状況を改善できないようだ。

やはりこんなに簡単に儲かるシステムだから、そこに組み込まれてしまうと誰もがその恩恵にあやかろうとしてしまっていることがわかる。もしメディアに負の部分を公表されると、上流から下流まですべての人が仕事を失う。生きていくには仕事が必要で、必死にしがみ付くしかない、最悪な状況なんだろう。

『ファーストフードネーション』ではファーストフード業界の負の連鎖を人間関係からわかりやすく説明している。ドキュメンタリーではないので、有名な出演者などに注目が浴びてしまってこれがどこまで事実なんだろうっと疑ってしまう部分はある。でも、わかりやすいドラマだから、普段ファーストフードを食べていて、それがどうやって、誰が作っているか考えたことなかった人にとって、考えるいい機会になると思う。なかなか、食べ物が作られる過程って見ることないし、食の安心・安全が騒がれる昨今だから、借りてみるといいかもね。

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byspam
レビューもそうだけど、予告見たら
すごく面白そうだと思った!
近くにレンタルあるかわかんないけど・・・
ぜひ見て見たいですわ♪
ドキュメンタリーじゃないから
誇張してる部分や、ほんと?ってとこが
多そうだけど
super size meよりインパクトありそうだな笑
とにかく面白そう!!

byyuuuukiiii
コメントありがとう!
どこまで本当かな?って思う部分があるよね。原作の本はノンフィクションらしいから、そっち読んでみようかな。あとさ、この問題が日本でも起きているのかっての知りたいよね。

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byspam
レビューもそうだけど、予告見たら
すごく面白そうだと思った!
近くにレンタルあるかわかんないけど・・・
ぜひ見て見たいですわ♪
ドキュメンタリーじゃないから
誇張してる部分や、ほんと?ってとこが
多そうだけど
super size meよりインパクトありそうだな笑
とにかく面白そう!!

byyuuuukiiii
コメントありがとう!
どこまで本当かな?って思う部分があるよね。原作の本はノンフィクションらしいから、そっち読んでみようかな。あとさ、この問題が日本でも起きているのかっての知りたいよね。

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