Mapping An Invisible World

スポンサーサイト
--.--.-- (--) :
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Enron: The Smartest Guys in the Room
2007.10.20 (Sat) :
Enron
"エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?"(2005/アメリカ/109min)アレックス・ギブニー

ケン・レイ ジェフ・スキリング アンディ・ファストウ

Rating 7/10



Introduction
全米のみならず世界中に衝撃をもたらした巨大企業“エンロン”を巡る史上最大の企業スキャンダルの真相に迫るドキュメンタリー。エネルギー業界の規制緩和の波に乗り急成長を遂げ、ついには全米第7位の巨大企業となったエンロンは、一つの不正疑惑報道をきっかけに、わずか一月半で破綻に追い込まれることとなる。本作はそんなエンロン急成長の裏側で繰り広げられた欲に駆られた人間たちのモラルなき暴走ぶりを、元社員の証言や内部資料を基に暴き出していく。

Review
まだカリフォルニアに住んでいたときに起きた停電の裏にエンロンが絡んでいたなんて…。それを知れただけでも観た価値あったかも。あのときは、ろうそくの灯りで宿題したしね!会社と役員の利益のために停電を起こすなんて、本当考えられないし、すべてにおいて規模が大きすぎて想像の域を超えている。


→Hide More


Mad Hot Ballroom
2007.10.14 (Sun) :
Mad Hot Ballroom

"ステップ!ステップ!ステップ!"(2005/アメリカ/106min)マリリン・アグレロ

Rating 7/10



Introduction
コンテストの優勝目指して本格的な社交ダンスに打ち込むニューヨークの小学生たちの姿を追ったドキュメンタリー映画。情操教育の一環としてニューヨークの公立小学校で始められた社交ダンスのプログラム。60校以上、6,000人の生徒たちが10週間のコースに取り組み、履修後のコンテストに向かって一喜一憂を繰り返す。本作はこのプログラムの参加校の中から対照的な背景を持つ3校を取り上げ、練習を通して様々なことを学んでいく子どもたちの姿と彼らを取り巻く環境を描き出していく。

Review
ダンスにかける子どもたちはとっても輝いていた。一生懸命なにかに打ち込んでいる姿はやっぱ感動してしまう。
このドキュメンタリーは、ダンスの模様だけじゃなく、子どもたちの放課後を追ったり、恋や将来を語るシーンもあって、自分の子どもの頃を思い出しました。やっぱ、子どもっぽい男の子と違って、女の子はしっかりしてるなあってやっぱ世界どこいっても同じなんだね。

それに、この作品に出てくるダンスの先生や小学校の先生が子どもたちの成長や努力する姿に涙する場面もあった。犯罪に手をそめるような子になって欲しくない・・・きちんと教育を受けて向上心をもった人間になって欲しい!と熱く語る先生がいて、子どものことを本気で考えてくれる先生と出会えてよかったねってこっちも涙しちゃいます!本当、このまま純粋で素直な子に育って欲しいね!


→Hide More


Darwin's Nightmare
2007.10.08 (Mon) :
Darwin’s Nightmare

"ダーウィンの悪夢"(2004/オーストリア ベルギー フランス/107min) フーベルト・ザウパー

Rating 6/10

"Children in Angola receive weapons on Christmas Day, European children receive grapes. That's business but I wish all children could receive grapes". By one Russian pilot



Introduction
人口約3500万人のうち200万人あまりが食糧不足に苦しむといわれるアフリカ・タンザニア共和国。その北部に広がる世界第3位の湖・ビクトリア湖からは連日、白身魚ナイルパーチの切り身が冷凍食材としてヨーロッパ・日本にむけ大型ジェット輸送機で輸出されている。しかし、この食料輸出は一部の人を潤すだけで飢餓・貧困・HIV感染のまん延・武力紛争の続発といったアフリカのかかえる問題を解決する糸口になっていない。魚の加工工場と空港がある湖畔の町・ムワンベにカメラを据え工場主・漁師・輸送機パイロット・ストリートチルドレンなどさまざまな人々を見つめることでアフリカの構造的な貧困問題を浮き彫りにする。

Review
グローバル経済の暗部のみに焦点をあてたフランス在住のオーストラリア人監督が作ったドキュメンタリー映画。
タンザニアの地獄を演出まじりで詰め込んで、この悲惨な現状を伝え問題提起した。
確かに悲惨。ナイルパーチの天干し場で働く女性や虫がわく映像なんかは本当に衝撃的。

生態系を狂わす外来魚、魚を欧州に運び、武器をアフリカに配給する飛行機、そのパイロットに夜を売る売春婦、エイズで苦しむ人、親に見捨てられたストリートチルドレン、戦争によって生計をたてる人やら、それらの根底にグローバリズムがあり、提示されたテーマは興味深かった。ただ、もうちょっと1つにフォーカスするなり、冒頭から投げかけられた「飛行機は空で来たのか?(武器密輸してないか?)」という問いに対しだけでも、はっきり答えを出し証明して欲しかった。それに客観的な映像のように作るのではなく、もっと話し手や監督が語ったほうが分かりやすかったと思う。そこらへんの工夫が足りなかった分映画全体的に不安定な感じだった。

ちょっと話は変わるけど、タンザニアには英国が植民地支配をしていたからか、英語を喋れる人多い。ストリートチルドレンだった画家の少年も英語を喋っていた。インタビューを受けた少年・少女は勉強をしたいと言っていたが、彼らは教育を受けることができてるのだろうか?なんか映画を観ていて疑問に思った。

Trailer



→Hide More


Live Forever
2007.09.28 (Fri) :
Live Forever

"リヴ・フォーエヴァー"(2003/イギリス/82min)ジョン・ダウアー

ノエル・ギャラガー(oasis) リアム・ギャラガー(oasis) デーモン・アルバーン(blur) ジャーヴィス・コッカー(PULP) 3D(MASSIVE ATTACK) ダミアン・ハーストオズワルド・ボーティング

Rating 7.5/10



Introduction
イギリスは1990年代に入り、社会全体が今までにない新しい局面を迎えた。そのセンセーショナルな波を呼び込んだ先駆者となったのが、ブリット・ポップと呼ばれる新星ロック・バンドだった。中でも、人気を二分していた労働階級出身のオアシスと中流階級出身のブラーの確執は稀に見る社会現象になった。カメラはその当時を本音で振り返るオアシスのノエル・ギャラガーとブラーのデイモン・アルバーンを中心に、様々な業界人のインタビューを交えながら、輝かしき90年代のブリティッシュ・カルチャーを追想していく。

Review
MTVか何かでやってたのを録画して暇なとき観たんだけど、内容知らなかったけど、最後まで観てしまった。
当時のことは知らないけど、音楽と社会情勢、階級問題、文化が織り込まれていて、興味深かった。

あまり日本と比べたくはないけど、こういったドキュメンタリーになる程の音楽文化って日本にあるのだろうか?
社会を変えてしまう音楽が生まれる国イギリスは素晴らしい。


→Hide More


METAL A HEADBANGER'S JOURNEY
2007.04.16 (Mon) :
METAL A HEADBANGER’S JOURNEY

"METAL A HEADBANGER'S JOURNEY"(2005/カナダ/98min)サム・ダン

BLACK SABBATH TONY IOMMI IRON MEIDEN MOTORHEAD
ALICE COOPER SLAYER ROB ZOMBIE SLIPNOT and more

Rating 8/10



異変は1986年-ヘヴィメタルが世界で最も有名な音楽となった。
若者は髪を伸ばし、メロイックサインを振りかざし、そしてエアギターを弾いた。しかし、それを好まない者もいた。
批評家は、メタルは野蛮な音楽であると非難し、“不快”“悲惨”“危険”とまで評したのだった。
当時、ヘヴィメタルはモラルをかき乱す存在で、メタル・ファンは生活水準が低く、将来性のない若者ばかりであるとみなされた。
「なぜ?」そんな思いに取り憑かれた一人の男が、その答え探しに旅立った-。
少年時代からメタルを愛する監督サム・ダンは、L.Aからバーミンガムの薄汚れた路地、果てはノルウェーの暗い森に至るまで、メタルの聖地を次々に訪れ、そのルーツに迫る。

「芸術は社会を映し出すともいえる。俺達は社会の闇を映してるんだ。」Tom Araya (Slayer)

Review
幼少の頃からメタルが大好きで映画まで作ったサム・ダン監督の想いがビシビシと伝わる作品で、アメリカ、ヨーロッパをひたすら旅し、メタルの起源や歴史を追い求めたドキュメンタリー。メタル好きが作った作品なのでメタルへの敬愛、音楽を通じた人との繋がりだったり、アーティストやファンのメタルに対する熱い気持ちが強く伝わる作品!
これからメタルをもっと聴いていこうと思っててるとこだったので楽しめました!オススメ!!

Musical Roots (音楽的ルーツ)
腕のいいギターリストの多くがダークで重厚なワーグナーの音楽などクラシックのファンであった。
力強くなっていくロックは、ヴァン・ヘイレンのエディの登場以来、ギターのプレイはヴァイオリンやオルガンの音色を目指している感じになっていった。メタルには他に、アメリカ南部の先祖がいる。ロックのルーツはブルースと奴隷音楽である。抑圧された人々の音楽で、変化を求める人の心情を訴えてる。そして、ブラック・サバスが悪魔の音を奏でたときからメタルは栄えた。

Environments (環境)
ブラック・サバスやディープ・パープル、レッド・ツェッペリンも裕福な育ちではない。
彼らの音楽は、同じ境遇の仲間向けたものである。ヘヴィ・メタルは既存社会への決別宣言。
街は荒れ果て、銃声が飛び交い、何もすることもなく、ただ頭の中に違う世界を作るしかない。
そういった少年期が少なからず彼らが奏でる音楽に影響を与えている。
退屈な高校生活やバイトの生活を決別し、自分の人生を獲得するために“言う通りにはしない”と。

Culture (カルチャー)
メタルを文化たらしめるのはまず音楽、第二にファンの服装と言える。
黒であることは大前提で、銀の鋲(びょう)も多く、本物でなくニッケル。
この文化は“兄弟愛”で生き延び続けているし、後輩や仲間たちに引き継がれている。
組織として巨大ではあるものの社会は認められない、だけどその分メタル好きの絆は強い。

Gender And Sexuality (ジェンダーとセクシャリティー)
ヘヴィ・メタルは今まで実際男性優位の世界だった。
男同士が団結し、仕事をこなすことが大事であり、性に対して疑問を抱く余地もなかった。
メタルに限らずロックは男尊女卑の世界、そこへどうやって女性ミュージシャンが進出したか。
「女は上手いだけではダメ、必ず“魅力的”であることも要求される。男のバンドなんて皆ブサイクのくせに」
女であるというだけで“美しさ”を求められるのは、ミュージシャンだけでなくその世界を構成しているのが男だけだからだ。女性が男性優位の世界に進出することで、変革が起きるのであろう。

Religion And Satanism (宗教と悪魔崇拝)
歌詞の内容は反キリスト教的なものが多いが、キリスト教なしでメタルは成立しない。
メタルの初期バンドの多くが宗教的な家庭で育っているが、ヘヴィ・メタルには悪魔崇拝的要素がある。
ヘヴィ・メタルでやっている悪魔崇拝は風刺でやっているマネ事にすぎないが
ノルウェーのブラックメタルは本物の悪魔崇拝であり、教会を放火する事件にも関わっているという。
もともとノルウェー人が選んだ宗教ではなく、押し付けられた宗教であるという考えがあり
ノルウェーのキリスト教を打倒する考えは、ヴァイキングの時代からあり、メタルとの関連は少ないかもしれない。

Death And Violence (死と暴力)
メタルの“悪魔的”イメージは過激化を極めた。
その究極は何と言ってもスラッシュ・メタルとブラック・メタルから派生したデス・メタル。
連続殺人犯や大量殺人犯、悪魔崇拝者のような社会の悪者が見つかるたびに、“犯人はHMファンだ”と報道されるし、HMが原因だと叩かれる。アメリカのニュースは暴力を最優先し、社会には落ち度はないと訴えつつ、2~3日論説記事を書いてるだけである。


→Hide More


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。