Mapping An Invisible World

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Tsotsi
2008.10.18 (Sat) :
Tsotsi
"ツォツィ"(2005/英・南アフリカ/95min)ギャヴィン・ フッド
Rating 3/10

Introduction
アパルトヘイト廃止から10数年経った今もなお残る差別や格差社会に苦しむスラム街のツォツィ。社会の底辺で暴力に明け暮れてきた少年が、生後間もない赤ん坊と出会ったことで人間性に目覚めてゆく姿を描く。

Review
とても違和感がある映画であった。スラム街を、クレーンを使って高い位置から全体像を撮ったり、主要キャラクターの顔のアップが多かったり、映像にエフェクトをかけたりしてて、嘘くさかった。社会問題、とくに貧困などを取り上げる場合は映画「イン・ディス・ワールド」のマイケル・ウィンターボトム監督のようにフィクションではあるけど、その社会状況に沿ってリアルに近づける趣向をとるべきだと思う。

話自体もうさんくさい。彼が人間性に目覚めるためにほかの人が傷ついて悲惨な運命を辿る。主人公中心な物語が気に食わない。少年は障害者を襲ったけど、人間性を取り戻しラストではお金を渡す。見ず知らずの家庭を壊し、赤ちゃんを誘拐したけど、最後にはこの赤ちゃんはもとの家族に返すべきだと気付き愛を知った少年として描かれる。どんな悪人にも善は存在するという性善説をとっているが、こういうありきたりの展開を全面に出さなくていい。あまりに強引すぎる展開に引いてしまった。

それに少年が生まれ育った環境や生い立ちがよくわからなかった。南アフリカを舞台にしたのなら、もっと社会状況を反映した話にするべきである。貧困が社会問題にある国ならどこでもよかったはず。なぜ南アフリカでなければならなかったのかわからなかった。

Trailer

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