Mapping An Invisible World

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Once In A Lifetime
2008.09.07 (Sun) :
Once In A Lifetime
"ペレを買った男"(2006/アメリカ/97min)ジョン・ダウアー/ポール・クロウダー

Rating 5/10

Introduction
“サッカー不毛の地”と称されていた70年代のアメリカで、ペレやベッケンバウアーといったスーパースターをかき集め、世紀のドリーム・チーム“ニューヨーク・コスモス”を誕生させたメディア王、スティーブ・ロスの巨大な野望の栄光と崩壊を描いたスポーツ・ドキュメンタリー。

Review
このドキュメンタリーはNYコスモスを中心とした60年代から80年代までのアメリカサッカー史である。だから、サッカー好きでないとあまり面白くない作品かもしれない。でも、熱狂的なサッカー好きでもアメリカサッカーに興味がある人ってあまりいないだろうね。

内容はwikiで調べればわかる内容ではあるけど、当時コスモスに関わっていた人たちのインタビューなどは、補足情報としておもしろい。でも、スティーブ・ロスやペレといった中心人物のインタビューや当時の映像が少ないのが少し物足りないところ。

アメリカで中高とサッカーしていたこともあり、私はアメリカサッカーに興味があった。アメリカのサッカーリーグに有名な選手がいたことなどは、なんとなく知っていた。でもこの映画を観て、サッカー不毛の地がいかに変っていったか理解できた。アメリカの少年やティーンにおいてサッカーが人気なのも、コスモスがあったからなんだろうね。だから私もアメリカに行ってサッカーを続けることができたと思うと、この功績がいかに大きいかわかる。これからアメリカサッカーはどういった発展を遂げるか楽しみだね。

以下はアメリカサッカーについてのまとめ

アメリカは今でも多くの人にサッカー不毛の地として知られている。それもそのはず、60年代のアメリカ人の99%がサッカーを認知していなかった。しかし、NASL(North American Soccer League)設立によって全米にサッカーを広める一歩となる。ピーク時には7万人もの観客を集めたスター軍団NYコスモスの登場によって、アメリカサッカーは動き出した。

スティーブ・ロスの巨額の資金によって、このチームには数多くの世界的に有名な選手が所属した。ペレ、フランツ・ベッケンバウアー、カルロス・アウベルト、ジョルジョ・キナーリャ、ヨハン・ニースケンスなどなど巨額の年俸によってサッカー不毛の地アメリカへ彼らはやってきた。

リーグは彼らの人気によって支えられ、ABCによって全米にテレビ中継された。コスモスの77、78年と連覇した頃には誰もが国民的スポーツになると確信した。しかし、79年のチャンピオンシップでコスモスは敗れ、また視聴率は2.9%と低迷し、今後のサッカー中継は打ち切りに。テレビ中継がサッカーの国民的スポーツになる鍵であったため、その夢は80年に入り潰えた。

コスモスもまた、93年に起こった子会社の低迷により、経費削減の的となった。ロスはサッカーをアメリカに根づかす最後の切り札として86年にワールドカップを招致しようとしたが、失敗に終わる。そして、1984にリーグは解体し、コスモスはインドア・リーグでチームを継続したが85年に解体された。

その後、94年W杯の成功によって96年にMLSが発足。現在では、デビッド・ベッカム、ランドン・ドノバン、前監督のルート・フリットなど、ビッグネームを獲得しているロサンゼルス・ギャラクシーを中心に、再びアメリカサッカーの人気に火をつけようとしている。
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