Mapping An Invisible World

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...MORE THAN 1000 WORDS
2009.07.02 (Thu) :
...MORE THAN 1000 WORDS
"1000の言葉よりも-報道写真家ジブ・コーレン"
(2006/イスラエル/78min)ソロ・アビタル
Rating 7.5/10



Introduction
報道写真家ジブ・コーレンは今日もパレスチナ人自治区へと取材に向かう。ここでは毎日のように何かが起こっている。今日の彼の出発点となった一枚の写真。それは自爆テロで爆破されたバスの写真だ。世界中のコンクールで賞を総ナメにした彼だが、その現場を目の当たりにしたトラウマは今も残っている。銃弾が飛び交う中でもカメラのシャッターを切る彼に密着し、また妻や友人たちの証言を交えながら、報道写真家とは何かに迫る。

Review
イスラエルで報道写真家として生きるジブ・コーレンを追ったドキュメンタリー映画。

ジブさんは365日報道写真家として生きている。これまで私自身報道写真家という職業にスポットが当たった映像を観たことがなかった。だから、その喜びや苦悩を知ることができて良かった。ジブさんのように報道写真家として生きる人間は、生活を捨ててでも「真実」を伝えたいと強い気持ちを持って仕事をしている。

近年では雑誌の売り上げが落ち、特に戦争や社会問題を扱う雑誌が低迷している。だから、写真が掲載される倍率も高くなり、活動に見合った報酬を得られない。もともと、ファッションなどの商業写真と違い、報道写真はハイリスク・ローリターンである。報道写真家として生きていくには相当の覚悟が必要だ。収入の面だけでなく、精神的な負担も大きい。流れ弾によって仲間の報道写真家が亡くなったり、自爆テロによってバラバラになった遺体を目の当たりにするなど、脳裏に焼き付いて眠れない夜が続くという・・・。それだけ過酷な仕事である。だから、この映画を観終わると、たった一枚の写真に込められた想いを感じられるようになると思う。

考えてみると、一枚の写真なんだけど、この映画のタイトルのように、多くのことを物語る。たった一枚の写真だけど、そこにはその写真を撮った人が居て、その人が物語を語りかける。何で、その場所で、そのタイミングで、その被写体を写したのか。残虐な写真に慣れるのでなく、まずは想像することで、目をそむけたくなるような現実と向き合えるのかもしれない。

Trailer



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